早稲田大学教授、川上郁雄先生による懇談会が「子どもたちのことばの教育を考える」 というテーマで開催されました。 日頃の子育てと日本語教育の中での悩みにたいして質疑応答形式でお答え頂き、アイデンティティ形成との関係を具体例でご紹介いただきました。

【日時】8月30日(火) 午後1時半~3時
【場所】ブルックリンハイツ図書館 1F オーディトリアム
Brooklyn Heights Library
280 Cadman Plaza West at Tillary St.
【参加費】無料
参加家族:15名

川上 郁雄 (かわかみ いくお)
川上先生のホームページ

早稲田大学大学院日本語教育研究科・教授。博士(文学、大阪大学)。オーストラリア・クイーンズランド州教育省日本語教育アドバイザー、宮城教育大学教授などを経て、現職。専門は日本語教育、文化人類学。難民・移民研究、年少者日本語教育をフィールドに、「移動」と「ことば」を視点にした新しい「移動する子ども」学を提唱している。
文部科学省「JSLカリキュラム」開発委員、同省「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」委員を務める。
編著書に、『「移動する子どもたち」と日本語教育-日本語を母語としない子どもへのことばの教育を考える―』(2006)、『「移動する子どもたち」の考える力とリテラシー-主体性の年少者日本語教育学―』(2009)『海の向こうの「移動する子どもたち」と日本語教育-動態性の年少者日本語教育学―』(2009)(ともに、明石書店 )
『私も「移動する子ども」だった-異なる言語の間で育った子どもたちのライフストーリー』 (2010)『「移動する子どもたちのことばの教育学』(2011)(ともに、くろしお出版)など多数。